第33回: クアラルンプールのMRT工事予備審査に日系企業も参加 - マレーシア不動産投資のススメ

■　マーケットニュース『KLの大量高速輸送システム(MTR)工事予備審査に日系企業も参加)』━━━━・・・・・‥‥‥………

マレーシアナビによると、クアラルンプール（KL）首都圏における大量高速輸送（MRT）システムの推進母体、財務省傘下のMRTコープは、スンガイ・ブローーカジャン線の５件の施行業者の予備審査で、76社のうち31社が通過したと発表したとのことです。

5つの工事の総契約額は７億9,100万リンギ（日本円25円換算で約200億）

その工事内容は

▽通信システム「S07」
▽施設の監視制御及びデータ取得システム（SCADA）「S08」
▽自動料金収受システム（AFC）「S09」
▽電子アクセス制御システム（EACS）「S10」
▽ビル管理システム（BMS）「S11」

日本からは川崎重工が「S07」「S08」「S09」に、三井物産と仏アルカテル・ルーセントのコンソーシアム、シーメンス・マレーシアが「S07」に通過。その他、ドイツのシーメンス、米ハネウェル、韓国サムスンなども通過しています。応札期間は7月23日まで、「S07」と「S09」は8月6日まで。
スンガイ・ブローーカジャン線は全長51キロメートルで、31の駅が設置され、120万人に利用される公共交通機関になると試算されています。

マレーシアのインフラ整備工事をどの企業が受注するのでしょうか。日系企業に期待です！

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