第20回: 日本とマレーシアの歴史<後編>
■ 特 集 『日本とマレーシアの歴史<後編>』━━━━・・・・・‥‥‥………
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前編につづき、日本とマレーシアの歴史<後編>をお届けします。
太平洋戦争後、現在のマレーシア対日関係は、マハティール政権が掲げた「ルックイースト(東方)政策」をもとに、それを継承したアブドラ政権の下で緊密な関係が維持されています。そして、今年は「ルックイースト政策」発足から記念すべき30周年を迎えます。
そのプログラムのひとつとして、マレーシアの大学には日本への留学生向けの日本語コースが設けられ、30年以上続けられています。
日本・マレーシア両政府が奨学金を支給し、留学を終えて帰国した学生は、これまでマレーシア政府や企業の中枢に入り、国を率いてきました。
さらに今後は、双方向的交流とお互いに学びあう関係を築くために、「ルック・マレーシア」プログラムが提唱され、日本の復興と再生を担うグローバル人材養成事業や、首都圏の大学生を対象にマレーシア政府観光局としての日本応援プログラムが組まれています。
一方、経済界はというと、2010年12月、三井住友銀行は、マレーシア金融大手4位のRHB銀行と業務提携したと発表しました。
三井住友銀行が2011年春に現地法人開業に伴い、RHB銀行の店舗網を使って、イスラム金融サービスや取引先企業の資金をまとめて管理する「キャッシュ・マネジメント・サービス」や「トレードファイナンス」、「コーポレートファイナンス」などを協働するとしています。
さらに 2011年1月、マレーシアの金融機関最大手メイバンクは日本のみずほコーポレート銀行と新たな業務提携覚書を締結しました。
マレーシアはアジアのイスラム金融の中心であり、イスラム教の教義にのっとった食品:ハラル産業を始めとするイスラムビジネスの中心地として急拡大することも予想され、イスラム金融への足がかりとしたい考えのようです。
また、マレーシア・ナジブ首相が「マレーシア経済改革プログラム(ETP)」を発表する中で、金融分野が主要成長分野として特定されたことを受け、今後さらに日本企業によるマレーシアへの投資は今後増加することが見込まれそうです。
以上、日本とマレーシアの歴史<後編>をお届けいたしました。
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