第27回: 日本が目指す未来都市「サイバージャヤ」


サイバージャヤは、日本の環境未来都市構想※の一つとして、マルメ(スウェーデン)、コペンハーゲンデンマーク)と、スラバヤ(インドネシア)と共に選ばれ、2012年2月21日に開催された日本政府主催の国際フォーラムに招待されました。
http://www.asiax.biz/news/2012/02/22-102929.php



※環境未来都市構想とは、日本政府が2010年6月に発表した新成長戦略の下で閣議決定した日本の国家戦略プロジェクトの一つ。特定の都市、地域を環境未来都市として選定し、環境や超高齢化の点で優れた成功事例を創出するとともに、国内外に普及展開することで、需要拡大、雇用創出を図ることを目的にしている。



フォーラムに出席したサイバージャヤのマスターデベロッパー、セティアハルマンのモハド・ナシル氏は世界を代表するグリーン環境都市の一つとして「2020年までに、マレーシアの知識産業のハブと環境都市を目指す」と発表しています。



マレーシア不動産投資クラブでも今後のサイバージャヤに注目しており、不動産情報誌「月刊プロパティマネジメント4月号」にサイバージャヤのデベロッパ
EMKAYグループ会長(日本で言えば森ビルのような大手開発業者)とのインタビューを連載しています。


下記が レポートの内容です。

サイバージャヤのEMKAYグループの関係

・マレーシアの国家戦略として1997年から2004年にかけて4つのデベロッパーにそれぞれ25%ずつ開発権利を分け与え、開発を委託していた

・しかし、開発が進まずうまく進まなかったため、3つのデベロッパーの権利(75%)を大手開発会社であるEMKAYグループが買収し、現在重点的に開発を進めている

・ここ1、2年で土地、物件取引が急増している


EMKAYグループの今後の展開

・米デルコンピュータやHSBCAT&Tなど大手IT企業の誘致に成功し、今後もIT関連企業を中心にオフィスビルの建設を積極的に行う予定

・インフラは出来つつあるが、未開発の土地が多くあり、共同開発で日本企業や日本人投資家を積極的に誘致したいと考えてる。

日系企業NTTコミュニケーションズ富士通ワタミに続いて、さらに日本投資家やテナントを呼び込みたい。サイバージャヤのコンドミニアムの日本人向け賃貸も増えている。


今後の発展がますます期待できますね! マレーシア不動産投資クラブでは、今後もEMKAYグループから仕入れた情報を提供していく予定です。



■ お 知 ら せ ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

●第4回視察ツアーの参加者を募集しています!!

 日程:5月3日(木)〜5月8日(火)

 参加費用: 89,000円 クラブ会員

      145,000円 メール会員・一般

※ホテル費用、勉強会セミナー参加費用、交通費を含みます。

・羽田発のエアアジア便をご利用を想定していますが、大阪発、他のフライトでもご対応いたします。



 ▼詳細はこちらからご確認ください▼

  https://sites.google.com/site/malaysiaam/schedule

ご参加お待ちしております!