第29回: モントキアラの住居用不動産投資の危険性
■ 特 集 『モントキアラの住居用不動産投資の危険性』━━━━・・・・・‥‥‥………
マレーシア不動産投資のススメ ── 不動産購入前の注意事項、運営管理から投資戦略まで (現代の錬金術師シリーズ)
- 作者: マレーシア不動産投資クラブ,池田哲郎
- 出版社/メーカー: パンローリング
- 発売日: 2013/05/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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こんにちわ。
今回は、外国人投資家に人気の高級住宅地、クアラルンプールのモントキアラについてご紹介いたします。
モントキアラ、スリハマタスは、マレーリザーブ地を開発し、過去15年にわたって多くの超高層の高級マンションが建設されてきた近年最も発展してきたエリアのひとつです。
日本で言えば、場所はビジネス街に近い渋谷区松涛や広尾のような駐在員に人気の高級住宅街、街の雰囲気は西新宿のような高層ビル群が立ち並んでいるイメージでしょうか。
モントキアラも同様に駐在員コミュニティや、日本人の駐在員なども多く住むことで有名です。
しかし、ここ数年、海外からの投資が過熱しすぎて、バブル化しています。
アクセスが悪いことと供給過剰になっていることが原因で、下のグラフのとおり賃料が下落しており、価格と賃料の乖離が進んでいるようです。
モントキアラ地区は高級住宅街として居住用で購入されるには申し分ないですが、投資用として購入される場合、賃貸で運用しようと思っている方は少し気をつけたほうが良いかもしれません。
ここの平均賃料は、収入が低いマレーシア人ローカルにはまず手が出ないので、特に所得の高い外国人相手を対象にした賃料想定で利回りを計算することをおススメいたします。
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