第30回: 借地権(リースホールド)と所有権(フリーホールド)<前編>
■ 特 集 『リースホールド(Leasehold)とフリーホールド(Freehold)』━━━━・・・・・‥‥‥………
マレーシア不動産投資のススメ ── 不動産購入前の注意事項、運営管理から投資戦略まで (現代の錬金術師シリーズ)
- 作者: マレーシア不動産投資クラブ,池田哲郎
- 出版社/メーカー: パンローリング
- 発売日: 2013/05/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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今回は、マレーシアの不動産の権利形態についてご紹介します。
まず、マレーシアの土地の権利形態(登記済権利証書)には大きく分けて2種類あり、「フリーホールド」自由保有権と、「リースホールド」借地権があります。
フリーホールドは、その名の通り、永久的な土地の権利として登記されます。
一方、リースホールドは、政府によって30年、60年 もしくは 99 年間の借地権が定められ、賃貸借契約による土地・建物などの保有権、借地権として登記されます。
賃借物件は契約満了時、更新も可能ですが、更新を継続しないと土地の権利は州政府に移管されます。
権利移転する場合は、地権者が開発する予定等がない限り、更新時もしくは譲渡時に地権者から承諾を得て継続使用できます。
ただし、更新時や譲渡時にはプレミアム費用を支払わなくてはなりません。
プレミアム費用の計算等の詳細については、今後開催される勉強会等でご紹介する予定です。
■ お 知 ら せ ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
●第8回マレーシア不動産投資クラブ勉強会を開催いたします
日時:6月3日(日) 16時00分〜18時00分
場所:東京都内
費用: クラブ会員: 2,000円 メール会員・一般: 3,000円
内容: マレーシアの会計税務制度、写真と動画を使った現地調査報告、マーケット最新情報
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