第36回: 東南アジアの産業セクターで何が起こっているか?

■ 特集『東南アジアの産業セクターで何が起こっているか?』━━━━・・・・・‥‥‥………



CBRE、ナイトフランクの最新レポートによると、インドネシア、マレーシア、フィリピンなど東南アジアの不動産の2012年下期は、概ね強い見通しです。

インドネシア】大きな国内市場、高い経済成長率(2011年 6.5%)、比較的低い人件費が、経済的利点を求める企業にとって魅力的な場所として注目されています。日本や韓国のメーカーが、インドネシアに拠点を置く大きな要因となっています。 しかし、産業用不動産セクターは、すぐに使用できる工業用地の不足しており、 2012年第1四半期には平均で29.5%工業団地の地価が上昇しました。 継続的な需要にもかかわらず、インドネシアの工業所有権の用地が極端に不足し、2013年までにさらに25%上昇すると予測されています。



【マレーシア】2009年のアジア経済危機後、2010年と2011年に7.2%、5.1%のGDP成長率を記録し、順調に回復してきました。 2012年の国の予想成長率は4%〜5%です。 政府は、2020年までに高所得国になることを目標に、海外の投資家にも魅力的な投資環境を提供しています。 堅調なマクロ要因を考えると、マレーシアの産業市場は堅調に推移し続けることが予想されます。しかしながら、外国企業の誘致にも成功しているものの、大規模な工場や産業用スペースの供給が追い付かず、産業用不動産が不足している状況です。



【フィリピン】フィリピンにおける産業用不動産の需要は、国内企業と外国企業の両方に支えられ、堅調に推移しています。電子製品の世界的な需要の増加を背景に、外国企業の移転先として関心が高まり、国の産業スペースの需要を高めています。さらに国民の成長する消費レベルが、倉庫や物流施設の需要を促進させています。



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