第45回: ジョホールへ続々と進出する大手デベロッパー

■ニュース『ジョホールへ続々と進出する大手デベロッパー 』━━━━・・・・・‥‥‥………


NNAによると、不動産開発のマーシン・グループは、ジョホール州南部のイスカンダル・マレーシア(イスカンダル開発地域=IDR)で物件開発を加速している。

マーシンは2000年からイスカンダル地域で不動産開発に乗り出して以来、現在までにヌサジャヤ地区を中心に住宅開発4件、産業開発1件を手掛けているが、同地域では過去3年間で地価が上昇しており、不動産需要が増えているため、向こう5〜10年でさらに開発案件を増やす考え。

州内の高速道路「コースタルハイウエー」や州都ジョホールバルなどの中心部での開発を想定している。



マレーシア・プロパティーズ・インク(MPI)によると、

・新たな開発プロジェクトの名称は「メリディン@メディニ」
・現在の不動産価格は1平方フィート(約0.09平方メートル)当たり80リンギ(約2,000円)で、過去3年間で20リンギ上昇。
・面積は8.19エーカー(約3万3,000平方メートル)
・借地期間は99年間、リース代金は99年間で7,470万リンギ(約19億4,000万円)。すでに代金の10%を支払い済みで、残りは今後5年で納付を完了させる。
・高級コンドミニアムや小規模オフィス、商業施設、金融業者向けのビルなどを総合的に開発する計画。
・完成後の総資産価値は11億リンギ。
・2013年後半に着工し、プロジェクト全体を5年で完成させる予定
・第1期で開発するコンドミニアムの1戸当たりの面積は500〜1,500平方フィート(約46〜139平方メートル)で、価格は28万8,000リンギからに設定する見通し。
・13年後半に販売を開始する予定。


シンガポールで働くマレーシア人のほか、日本や台湾、中国などの駐在員をターゲットに据えている。
州内にも医療施設が整備される予定だが、(高度な医療技術を持つ)近くのシンガポールにも足を伸ばせるとあって、特に医療の質を重要視する日本人には人気になるだろう。



■ お 知 ら せ ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
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 日時:10月28日(日) 16時00分〜18時00分
 場所:東京都渋谷区宇田川町36-6 ワールド宇田川ビル  渋谷アットビジネスセンター
 費用: クラブ会員: 2,000円  メール会員・一般: 3,000円
 内容: 今、注目されているジョホール州の地域別分析をメインテーマにマレーシアのマーケット状況をご説明いたします。イスカンダル計画の概要からはじまり、KLと比較した投資分析、今後の成長性、投資のタイミングまでご紹介し、そして最後にはクラブ限定非公開物件をご案内いたします。
 
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